オープンシーズン
4月中旬、東北では各地のキャンプ場がシーズンを迎える。
昨年11月に長男と2人で行ったキャンプでは、人間の限界に挑戦しようということで、マイナス6℃(体感はもっと低い)の中で宿泊に挑んだ。その結果新しく買ったテントが破損し、傍から見たらかなりのサバイバル感が出ていたと思う。
破損と言っても穴が開いた焼けた云々ではなくポールの一部が破損しただけなので、今回はポールの長さを合わせる作業を含めてデイキャンプを強行することにした。
うちで使っているツールームドームテントはリビング部分の張りが足りないと斜めに崩れてしまい、風で簡単に倒れてしまう。
どうしても長さが合わないとなると、新しいカーボンファイバーポールを買わなければならない。それも比較的新しいモデルなので、同じ規格の物は売っていないかもしれない。
長期休みが来る前に破損部分を調べたかったのに、「とうほく゛」の暴風や雪といった気候がそれを許してくれなかった。
もしも修繕が失敗すればデイキャンプ自体がスポイルし、GWのモチベーションも無くなってしまうだろう。修繕目的だろうが子供にとってキャンプはキャンプなので、これは一種の賭けである。
ちなみに11月のキャンプでは長さが合わない部分を木の枝やアルミポールを駆使してなんとか雪風を凌いだのだが、GWのキャンプは嫁の女友達と婚約している彼氏も同行するということなので、これから家族ぐるみで仲良くするのならば失敗は許されない。
壊れかけのbB(エンブレムとグリルがない&バンパーが浮いてる)と崩れかけのテントでキャンプに行ったら、周囲からすれば金が無いのに無理やり趣味を作っている家族のように見えてしまう。実際そのとおりではあるが。
~今まで行ったキャンプ場~
・荒雄湖畔公園キャンプ場
…もはやホームサイトといっても過言ではない。紅葉が綺麗だがほぼ平地。利用料¥500。
・旗坂キャンプ場
…11月に行って死にかけたのはここ。この前見に行ったら雪でキャンプ場ごと埋まってた。
・西浜キャンプ場(山形県)
…長男0歳のときから20回以上は行っている。食べ物、温泉、ロケーション、三拍子揃っているので不満な部分はないが、サバイバル感を求めて始めてからは行っていない。
・神割崎キャンプ場
…南三陸の端っこにある最高のキャンプ場。食べ物はもちろん美味しいしロケーションも最高だが、ものすごい強風でテントが飛ばされる。
・秋保カナダ(日本です)
…オーナーのスティーブは超陽キャの外国人。愛犬であるドーベルマンのベルちゃんにハンバーグやウィンナーをたくさん食べられてしまった。森を利用者の手で切り開きながらキャンプスペースを開拓している面白い場所。
その他いろいろ
とにかく、日曜日にデイキャンプを強行する。場所は仙台市内にある水の森公園キャンプ場。乗り入れ不可は久しぶりだな?
どうせ市内の全身Columbiaの小金持ちがでっかい車でDODのタケノコテントを張っているんだろうけどかまへんかまへん。
いろんなキャンプ場を見てきて思うのは、おしゃれキャンパーはアホばっかり。でっかい棚とか装飾品を死ぬほど持ってきて写真を撮って終わりみたいな家族はSDGsに感化されたほうがいい。
火起こしもしないで発電機を使うなら、おうちの広いお庭でやっててほしいと思う。
GWは栗原市にある金田森キャンプ場。直火禁止、宿泊も基本禁止という場所だが、管理人もマナーのあるキャンパーは暗黙で認めているらしい。つまり焚き火シートがあればOK。宿泊は……知らん顔してればなんとかなる。
P.S.
家を建てる話も、結局流れました。人生に詰みが来ている低所得、今年もキャンプに全力で現実逃避していきたいと思います。